10年使って分かった、弥生オンラインの使い勝手と弥生NEXTとの違い
こんにちは。夫と共に建築業と清掃業を営んでいるジェイです。私たちは個人事業主として10年以上にわたり弥生(やよい)の製品を使ってきました。今回は実際の使い勝手と、弥生のクラウドサービス「弥生オンライン」と「弥生NEXT」の違い、さらに関連ツールの活用法をわかりやすく紹介します。
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弥生製品の種類(簡単まとめ)
弥生の製品は現在、大きく分けて3種類です。
- デスクトップ版:PCにインストールして使うタイプ(インストールしたPCでのみ使用)。
- クラウド版(弥生オンライン):個人事業主向けのクラウドサービス(ブラウザ/スマホで利用可)。
- クラウド版(弥生NEXT):弥生の新しいクラウド会計ソフト群。法人向けの機能や大規模な業務に対応。
※参考:以前はオンラインにも法人向け「弥生会計」がありましたが、こちらのサービスは現在、新規契約の受付を終了しています。
我が家の利用状況
私たちが利用している主な製品は次の通りです。
- やよいの青色申告 オンライン(会計)
- Misoca(見積・請求書作成) — 基本無料で利用可能
- スマート証憑管理(レシートや請求書の電子化・OCR読み取り)
- 弥生給与NEXT(給与計算) — 従業員を雇用してから導入
10年前は税理士さんの薦めで家電量販店でデスクトップ版を購入して使い始めました。クラウド化が進んでからはオンライン版へ切替え、効率化を図っています。
弥生オンラインと弥生NEXTの違い(実務で感じる点)
同じ「クラウド」でも目的と想定ユーザーが異なります。私が重要だと感じたポイントを絞って説明します。
- 対象ユーザー
- 弥生オンライン(やよいの青色申告):個人事業主向けで操作がシンプル。確定申告や日々の経理に十分対応。
- 弥生NEXT:法人や複雑なバックオフィス処理(部門管理、複雑な経費精算など)を想定した上位サービス。
- 機能と拡張性
- NEXTは法人機能や部門別集計、より手厚いサポートを備え、スケールする事業向け。
- オンラインは日常の帳簿付けと確定申告を簡単にする設計で、初めての個人事業主にやさしい。
- 価格とサポート
- 一般にNEXTの方が上位プランやサポート面で料金が高め。事業規模や必要な機能で選ぶのが現実的です。
スマート証憑管理で仕訳作業が激変した話
以前は領収書を見て一つ一つ手で仕訳していました。勘定科目が分からないときはスマホで調べながら作業…というのが当たり前でしたが、スマート証憑管理(弥生のクラウドサービス)を導入してから劇的に作業時間が減りました。
具体的には:
- スマホアプリ「弥生レシート」でレシートや領収書を撮影。
- OCRが店名・日付・金額を読み取り、自動でデータ化。
- レシートの内容や店名から勘定科目を推測して仕訳候補を作成。
- やよいの帳簿に取り込んで仕訳完了。
給与やMisocaの請求書も同様に連携できるため、紙→手入力の流れがほぼゼロになりました。結果的に時短とミス低減につながっています。
Misoca と 弥生給与NEXT の使いどころ
- Misoca:見積〜請求書作成が簡単。基本無料プランがあるので、請求書発行が少ないフリーランスや小規模事業者に最適。弥生の会計ツールと連携して仕訳取り込みも可能。
- 弥生給与NEXT:従業員の給与管理・勤怠連携・年末調整などに対応。人数が増えたり給与計算が複雑になったら導入を検討する価値あり。
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料金(記事掲載時の例)
やよいの青色申告(オンライン)
- セルフプラン:10,300円+税/年(サポートなしの基本プラン)
- ベーシックプラン:17,250円+税/年(電話・メール・チャットサポート等)
- トータルプラン:30,000円+税/年(仕訳・確定申告の相談含む充実サポート)
※無料体験あり
弥生NEXT(法人向け・クラウド)
- エントリープラン:34,800円+税/年
- ベーシックプラン:50,400円+税/年
- ベーシックプラス:84,000円+税/年
※無料体験あり
弥生給与NEXT(※無料体験あり)
- エントリーライト:9,000円+税/年
- エントリー:20,400円+税/年
- ベーシックライト:36,000円+税/年
- ベーシック:55,200円+税/年
- ベーシックプラス:84,000円+税/年
Misoca:基本無料(機能制限あり)
まとめ
個人事業主でシンプルに帳簿と確定申告を済ませたいなら、やよいの青色申告 オンラインがおすすめ。操作が分かりやすく、費用対効果が高いです。
事業が拡大して法人化したり、部門・複数担当者で管理する場合は弥生NEXTを検討すべき(スケール性とサポートの差)。
領収書や請求書の電子化(スマート証憑管理)やMisoca連携を組み合わせれば、経理作業はかなり自動化できます。時間のロスが減り、本業に集中できる点が最大のメリット。
まずは無料体験で操作感を確かめるのが良いでしょう。
今後、他社のクラウド会計サービスも試してみる予定なので、また比較表を作成します!


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