【第2回】子どもの歯科矯正にかかる費用の内訳と支払い方法

家族の医療費

保険適用外の現実

前回の記事でお話しした通り、下の娘の歯科矯正が決まりました。

矯正は原則として保険適用外。自治体の子ども医療制度も使えず、全額自己負担です。

今回は、実際に提示された治療費用の内訳と、支払い方法についてまとめます。

初期費用

治療開始前には検査と診断が必要です。

我が家のかかりつけ歯科での税抜き金額は以下の通りでした。

・検査料:20,000円

・診断料:30,000円

ここまでで合計50,000円。

レントゲンや装置の型の作成、かみ合わせの確認など、精密な準備が行われます。

第一期治療(小児矯正)

本格的な治療が始まると、まずは「第一期治療」に入ります。

これは永久歯がすべて生えそろう前に行う矯正で、顎の成長や歯並びをコントロールします。

・装置料・管理料:300,000円

・処置・調整料(月1回):3,000円

装置料は一括(もしくは分割払い)ですが、調整料は通院のたびに支払います。

第一期治療は数年続く場合もあり、その後は安定期間移行します。

安定期間と成長観察

治療で整えた歯並びを保つための期間に入ると、通院頻度は下がります。

・安定期間:3~6ヶ月ごとに通院、毎回3,000円

・成長観察:6~12ヶ月ごとに通院、毎回3,000円

この間も装置の調整や経過観察が続きます。

第二期治療(成人矯正)の可能性

第一期治療で歯並びが十分に整えばそこで終了です。

しかしうちの子の場合は、かかりつけ歯科から「第二期治療も必要になる可能性が高い」と言われています。

第二期は高校生ごろに始めることが多く、費用も第一期とほぼ同じ程度(数十万円)。

つまり、第一期と第二期を合わせると100万円近くかかる可能性があります。

支払い方法

支払い方法は3種類から選べました。

1.一括払い

2.院内分割(1年)※無利子

3.クレジットカード分割

我が家は無利子の院内分割を選択。

毎月決まった金額を1年間支払う形で、家計の負担を平等化しました。

家計へのインパクト

正直、この金額は家計にとって多いな出費です。

我が家の場合、自営業の収入減や借金返済が続くなかでの決断でした。(しかも二人も!!)

それでも、歯並びやかみ合わせは将来の健康に直結すると考え、治療を進めることにしました。

まとめ

子どもの歯科矯正は、数十万円単位の長期投資です。治療に必要性や時期、支払い方法をしっかり確認し、家計に合わせた計画を立てることが大切だと痛感しました。

第一期 治療内容金額(税抜)※目安
初診・相談無料
検査・診断料¥50,000円(税込:¥55,000)
装置料・管理料¥300,000~350,000
(税込:¥330,000~385,000)
処置・調整料(毎回)¥3,000(税込:¥3,300)
保定・調整料(毎回)¥3,000(税込:¥3,300)
成長観察料(毎回)¥3,000(税込:¥3,300)

※上記内訳はあくまでも我が家のかかりつけ歯科から提示された金額です。お住いの地域の歯医者によっては金額にズレがある場合があります。歯科矯正をお考えの方は、ご自身・ご家族が通われる予定の歯医者に金額の確認をしてください。

次回は、我が家の矯正治療費用の捻出、歯科矯正中の生活の注意点、使用している矯正用商品などを紹介します!

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