はじめに
子どもの歯科矯正は、見た目だけでなく将来の健康にも関わる大切な治療です。しかし、決して安くはない費用がかかります。
我が家も家計に余裕はありませんが、下の娘が「過剰歯」の影響で前歯が生えてこないという緊急事態に直面しました。親として治療をしない選択肢はなく、今回はどのように費用を捻出し、どんな生活の工夫をしているのか、そして実際に使っている矯正グッズをご紹介します。
費用の捻出方法
我が家は児童手当を子どもごとに専用の通帳に貯め、最低でも50万円は緊急時にすぐ引き出せるようにしています。
今回はまさに「緊急時」。下の娘の通帳にある貯蓄を、矯正費用に充てる予定です。
上の娘の矯正経験から学んだ生活の注意点
矯正方法や器具は、子どもによって大きく異なります。
上の娘は顎が小さいため、まず顎を広げて歯と歯の隙間を作り、歯並びを整える治療を行っています。一方、下の娘の場合は、埋まっている歯の粘膜を切開し、器具とワイヤーでゆっくり引き出す治療になります。
上の娘の器具は取り外し式で、学校へは持っていきません。高価な器具の破損防止や、給食時の管理の難しさを考え、歯科医の指示で夜間のみ装着しています。
装着は夜の歯磨き後から翌朝まで。休日は最初のうちは朝から装着していましたが、飲食が多くなるため、現在は休日も夜のみ装着しています。それでも歯と歯の隙間は順調に広がり、歯並びも改善してきました。
ワイヤー矯正になってからのケア
治療が進むと、取り外し式の器具と併用して、24時間装着するワイヤー矯正へ移行します。歯に特殊な接着剤でワイヤーを固定し、月に1回調整します。
この段階では食べかすや汚れが付きやすく、歯磨きはより丁寧に行う必要があります。
我が家で使っているケア用品は以下の通りです。
・ポイントブラシ(部分用):税込330円
・矯正用歯ブラシ(2列タイプ):税込330円
今は、どちらもかかりつけ歯科で購入していますが、やはり定価での販売で割高感があるので、今後はネットで類似品をさがしてまとめ買いしようかと検討しています。
👇楽天で購入できる小児矯正用歯ブラシ/参考までに
器具の消毒方法
取り外し式器具矯正用の消毒は、ライケミ社の矯正用リテーナー・マウスピース洗浄剤を使用。ネットで購入でき、コスパも良好です。日中装着していない時間に毎日消毒し、特に問題なく清潔を保ています。こちらは、1箱108錠入りが2セットで約1,300円~1,500円ほどのものをネットで購入しています。合計216錠なので1度購入すると7ヶ月ほどもちます。
まとめ
- 矯正費用は事前の貯蓄と資産運用で備えておくと安心
- 装着時間や器具の管理は、生活リズムや子どもの年齢に合わせて調整
- 治療は長期間なので、矯正用品は使いやすく、コスパの良いものを選ぶと続けやすい
我が家のかかりつけ歯科では食事制限等は特になく、ただ、ソフトキャンディやおもちは気を付けつけてね、という程度。今通っている歯医者の前に他の歯医者で矯正について相談したことがありました。その歯医者では、ソフトキャンディ、キャラメル、お餅はダメ!という強めの方針の説明を受けたので、うちは無理かも。と思い、歯医者を変えた経緯があります。最初にしっかり治療の内容、注意点など確認して、親子で納得したうえで治療を始められることをお勧めします!
子どもの歯科矯正は、経済的にも生活習慣的にも負担が大きいですが、長い目で見れば大きな財産になります。これも今できる子どもへの投資だと私は考えています。これから矯正を考えている方の参考になれば幸いです。
【関連記事】歯科矯正まとめ記事↓
コメント